大和三大観音 あぢさゐ回廊

大和三大観音 あぢさゐ回廊と室生寺に行ってきました!

こんにちは!いーくんです。

例年より遅い梅雨入りになっている2024年ですが、梅雨ならではの紫陽花を見に行こうと奈良県の「矢田寺」などを調べていたところ「岡寺」のこんなお知らせを目にしました。

https://www.okadera3307.com/news/detail.html?id=531

室生寺や長谷寺などを1日で訪問するには、路線バスでは時間ロスがあるのでいっそのことツアーでお任せしようと思い、奈良交通の定期観光バスに申し込んでみました。↓ ↓

https://www.veltra.com/jp/japan/nara/a/171200

6月18日に空きがあるように見え、少しお高いと思いつつ2名で予約すると「旅プラスワンより予約に関する重要なお知らせ」が返ってきました。『満席のためお手配することが出来ませんでした。』と・・・

仕方が無いのでレンタカーで行くプランをたて、どしゃぶりの中橿原神宮前を8:40に出発して行ってきました。

室生寺へ

今回の旅は、奈良県中南和エリア紫陽花巡り【大和三大観音 あぢさゐ回廊】が主で、室生寺は【大和あじさい重ね色巡礼】スタンプを押し御朱印もゲットしました。

電車で予約したレンタカー屋に8:35頃に到着し約1時間かけて室生寺に向かいますが、6月18日は各地で線状降水帯が発生するなど豪雨の日で室生川の濁流がすごかったです。

室生寺と言えば、女人禁制の高野山に対し、古くから女性の参拝が許されていたことから「女人高野」として親しまれているそうで、屋外では最小の五重塔があります。

こんな感じでした。

⑦の太鼓橋手前にある明治4年創業の橋本屋で山菜料理を食べるツアーがありましたが、まだ10時半でしたのでスルーします。駐車場は一番近い場所で600円、少し離れると500円です。

⑧太鼓橋を渡ったところ

右折してチケットを購入します。拝観料は大人600円です。バスツアーと同じ4寺巡礼チケットがありましたが「室生寺、長谷寺、安部文殊院、岡寺」となっていて「壷阪寺」がなかったので別々に購入することとしました。

⑨仁王門です

入ってすぐ左手に「バン字池」があり突き当り左側、視界に飛び込んでくるのは幅の広い石積みの階段。室生寺の名所の一つである「鎧坂」だそうです。自然石が積み上げられた階段の様子が、編み上げた鎧の様に見えることからこの名がついたといいます。

その鎧坂の手前にインスタを意識した粋な仕掛けがあり撮影しました。⑩より

⑫鎧坂の中腹よりバン字池を撮影↓ ↓ ↓

⑪本堂を過ぎて小さな五重塔へ

かなり雨脚が激しく、奥の院に行くのを断念してしまいました。

授与所で三ヶ寺の切絵御朱印ではないですが、御朱印を購入して「大和あじさい重ね色巡礼」のスタンプを押し、次の長谷寺に向かいます。4つのお寺でスタンプを重ねて押すと色が重なった作品に仕上がるということのようでしたが、少しづれてしまった為こんな最終形になってしまいました。

御朱印(1000円)はとてもきれいです↓ ↓ ↓

<路線バス>

近鉄室生口大野駅から室生寺に行くバスは平日1日7本しかありません。(料金は片道500円)

あいにくの天気でしたので、帰りの道でバスと遭遇しましたが乗客は誰も乗っていませんでした。

長谷寺へ

室生寺から車で約30分程で花の御寺と呼ばれる長谷寺に到着します。

近鉄の長谷寺駅から徒歩で20分程度とアクセスが良く門前町がありますが、少し寂しい雰囲気がありました。長谷寺前駐車場に500円を支払い歩いて長谷寺へ向かいます。

門前通りから入山⑬、⑭

入山料金大人500円を払って入ります。仁王門を入ってまっすぐ399段ある屋根付きの登廊(のぼりろう)を登ったどん突きに、今回お目当てとしていた紫陽花鉢を置いた嵐の坂が⑮、⑯、⑰。

更に右折して更に左折して登廊を登り本堂へ!途中に古民家カフェのような場所もありました。

登り切って御朱印を購入してスタンプを押しました。

本堂にある、10mの御本尊「十一面観世音菩薩」様の威厳に圧倒されます。

本堂の外側⑱は京都の清水寺とまではいきませんが外舞台となっていて見晴らしが良く、右手に五重塔が見えていました。

御朱印は(1000円)↓ ↓ ↓切り絵がきれいです!

㉑五重塔は昭和29年戦後最初に建てられたようです。

帰りに開山堂から嵐の坂を下り紫陽花を堪能しました。㉒、㉓、㉔、㉕

ちょうどお昼だったので、長谷寺を出てすぐの場所にありましたお食事処「酢屋長」で昼食を食べます。

桜井市は三輪そうめんが有名なので、妻がにゅうめんセットを管理人がそうめんセットを注文し、美味しくいただきました。

これがそうめんセット1,300円です。そうめんはお汁とマッチしてとても美味しいです。タケノコの炊き込みご飯がシンプルでゴマ豆腐も美味しかったです!値段もリーズナブル!(会計は現金のみ)

壷阪寺へ

さて、今まで、奈良のお寺で興味をもったこともなかった「壺阪寺」に向かいます。(車で35分程度)

お寺に隣接した駐車場ゲートに入って帰りに500円を支払います。入山料は大人800円でしたが、6月末まで壷阪観音お身拭い特別結縁参拝500円とセットで1,000円ということで1,000円チケットを購入しました。

壷阪寺の本尊は眼病に霊験あらたかな観音様で、盲目の夫 沢市とその妻お里の物語である、人形浄瑠璃「壺阪霊験記」によって壷阪寺の名は世に広まり、眼病封じのお寺とも呼ばれているそうです。

㉗壺阪大仏前を紫陽花の鉢でデコレーションしています。

(平成19年11月開眼 身丈10m 台座5m 御前立)

㉘納骨堂の方に上ったテラスのような場所から(桜の季節はもっとすごいみたいです。)

㉙大観音像はインドからもってきたようでした。

(昭和58年3月 開眼 全長20m 全重量1200t)

㉚大涅槃石造:(平成11年安置 全長8m)

㉛三重塔:明応6年(1497)再建

閉店しているつぼさか茶屋の横にかわいい祠が!インスタを意識していますね!

入口近く左手㉝


壷阪観音お身拭い特別結縁参拝では、お香で清めてからこちらの布で「本尊十一面千手観音菩薩像」のひざをスリスリし布は持帰りできました。㊽

800円と一番入山料が高かったですが、特別結縁参拝できたので良かったと思います。

御朱印(1000円)は↓ ↓ ↓

※路線バスで壺阪山駅行きは6月平日で1日4本、土日で1日7本と少ないです。

岡寺へ

最後の「岡寺」に向かいます。壷阪寺から車で16分ほどで着きます。事前にお寺の前の道が狭いことはわかっていましたが、行きも帰りも1台車と鉢あってしまいすれ違うのが大変でした。

無料の駐車場に車を止め、入山料大人400円を払って入山します。

㉞仁王門

入ってすぐの左手「手水舎」㉟

池に紫陽花の花がたくさん㊱、㊲

階段の左右にも紫陽花が!㊳

粋な紫陽花やダリア?㊴、㊵、㊶

こちらの紫陽花もきれいです㊷

あっちこっちに紫陽花㊸、㊹

 三重宝塔は、昭和61年に、実に514年ぶりに再建されたそうです。

 

御朱印(1000円)は↓ ↓ ↓

岡寺は4月から5月にかけ3000株のしゃくなげやダリアが有名です。紫陽花シーズンなので紫陽花の鉢を置いていますが・・・

※岡寺前バス停から飛鳥駅行きが平日6本「赤かめ[16]」運賃260円、

橿原神宮前東口駅行きが平日5本「赤かめ[23]」運賃370円があります。

4寺の御朱印を購入出来ましたので、橿原神宮にあるレンタカー屋さんに車を返して家路に!正味7時間強くらいの行程でした。

回想

今回の旅の目的は、紫陽花シーズンのお寺巡りでしたが、ツアーで行けずに自前で電車とバスで回ろうかと思いましたがどう計画しても無理なのでレンタカーを借り効率良く回ることができました。

『奈良県中南和エリア紫陽花巡り【大和三大観音 あぢさゐ回廊】令和6年5月25日(土)〜7月7日(日)』の切り絵の御朱印は長谷寺、壷阪寺、岡寺3寺をゲットし、室生寺を加え4寺入手出来ました。

「大和あじさい重ね色巡礼」の方はスタンプは、左に1cm程度づれて押してしまいました・・・残念!

奈良交通バスツアーと同じ「長谷寺、室生寺、安部文殊院、岡寺」をめぐる「奈良大和四寺巡礼」https://www.nara-yamato.com/

と3/4重なるものでした。

この四寺巡礼ではデジタルスタンプラリーを行っているようで、奈良県立万葉文化館、なら歴史芸術村、「特別スポット」奈良国立博物館、金峯山寺が入っています。➡HP

機会がありましたら「安部文殊院」にも行ってみたいと思います。

とにかく1日でたくさん回ろうと思ったら車で行くのが一番ということでした。

それから「紫陽花」だけを目当てに行く場合は、鉢植えが多かった印象なので

矢田寺や三室戸寺など紫陽花本数の多いお寺に行った方が迫力があって良かったのかもしれません。

 

 

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